今回は、食べて美味しい、釣って楽しいヤリイカを【ササミを使ったエギング】で釣る方法を紹介していきます。
エギングといえば真っ先にアオリイカを思い浮かべた人が多いのではないでしょうか?
実はアオリイカ以外にも今日紹介するヤリイカやコウイカなども釣れちゃうのです。
簡単な方法で誰でも釣れちゃうので是非この記事を読んでチャレンジしてみてください!!
Contents
ヤリイカとは?
まずは敵を知るためにヤリイカの生態等をみていきましょう!!
標準和名「ヤリイカ」は、全体的な姿形が槍の穂に似ていることから、漁師の間でそのように呼ばれたのが始まりとされている。流通名・地方名には、「ササイカ(笹烏賊)」「サヤナガ」「テナシ」「テッポウ」「シャクハチイカ(尺八烏賊)」などがある。
日本ではスルメイカより格上の扱いを受け刺身や寿司だねとして生食に多く使われ、また、一夜干し、直火焼き、煮付け、塩辛でも食される。 スルメはケンサキイカとともに最高の等級とされ、「一番するめ」の名で呼ばれ、「竹葉」「笹するめ」などの雅名を持つ。中でも五島列島産の物を五島の一番するめと呼び最高級品として珍重される。
漁業者以外でも、釣りを楽しめる。岸壁から釣るには、海底に産卵に際して成熟した成体が接岸する冬から春が絶好のシーズンである。エギ(疑似餌の一種)で手軽に、またはエサ巻エギと呼ばれる独特のイカ針に魚の身やトリのササミなどを取り付けてのウキ釣りが人気がある。
引用:ウィキペディア
上記記載にもある通り、冬から春(特に1〜3月)に大型のヤリイカが接岸してくるため、この時期を狙って岸からヤリイカを釣ることが可能です。
非常に美味しく、ねっとりとした食感は何とも言えません!アオリイカに匹敵する美味しさでしょう!!

ヤリイカをササミエギングで釣る方法
それでは本題に入っていきましょう!
順を追って丁寧に説明していきます。もしわからないところ等があればコメントくださいね!
使用するルアー・ササミ
使用するルアーはアオリイカ用の普通のエギではなく、ササミを背中に背負える特殊なエギを使います。
具体的には次のようなエギで、ササミをバランスよく背負えるように背中が平たくさらにワイヤーが付属されています。

ササミは身崩れ防止のために塩でシメた物を使用します。
市販されているものもありますし、自分で安いササミを買ってきて加工してもいいです。

上州屋に売ってた塩ササミ

ポイント
・ササミを巻く時はエギの中心線に沿って巻くこと(自然なフォールでないとイカが違和感を抱き、抱いてきません)
・また、ワイヤーもササミ上部から下部まで均一な幅で巻くこと(身崩れを防ぎ、エサもちが良くなります)
使用するタックル
基本的にはエギングロッドの強目のもの(エギの3.5~4号が扱えるもの)もしくはシーバスロッドのMLクラスにシマノで行ったら3000番程度のリールでオッケーです。
ラインも特にこだわりはなく、PE1号程度撒いておけばいいでしょう。
タックルに関してはあまり神経質になる必要はないです。あるロッドを活用ください。

オススメするアクション
フルキャストした後はフリーフォールでボトムをとり、3回大きく、ゆっくりしゃくりあげてテンションフォール(糸を張ったままエギを落とすこと)をさせるやり方を繰り返すのが基本です。
アオリイカのエギングのようにロッドをヒュンヒュン音を立ててシャクル必要は全くなく、ゆっくり持ち上げて落とすイメージで大丈夫。
アタリはフォール中に8割、ボトムステイ中に2割、その他1割と行った感じなので特にフォール中は神経を集中してアタリを取ってください。
アタリがあればロッドを軽く煽ってフッキングしましょう(力は入れなくてもいいです。力を入れすぎると身切れしますよ)。
ポイント
・ヤリイカは経験上、中層〜ボトムにいます。ですから表層は捨ててボトム付近を意識してください。



オススメ時間帯
ヤリイカは一日中釣れますが、基本的には朝夕のまずめと夜中に活発に釣れます。
また、潮が動き出す時間帯にも釣れやすく潮止まりの時間帯はちょっと期待薄です。
ポイント選定
潮通しがいいポイント(防波堤の先端部分等)でかつ沈みテトラや藻場があったりと地形に変化があるところがポイントになることが多いです。

まとめ
今回は美味しいヤリイカをササミを使って釣る方法をお伝えしました。
ルアーフィッシングとエサ釣りの間の子みたいな釣りですが、餌を使う分、集魚効果(集イカ効果?)も高く、食いつき度合いも高いのでヤリイカさえ居れば比較的簡単に釣り上げることが可能です。
是非みなさんもチャレンジして美味しいイカ刺しやイカ飯を作ってみてくださいね!
私たちがよく使っているエギを最後に紹介して今回は終わりとします(使い勝手がいいしよく釣れるエギなので是非ご覧ください!)。