こんにちは。釣りの神様です。
今日は100mm以下の小型トップウォータープラグを使ったクロダイ・シーバス釣りのお話をしたいと思います。
メガドッグといった大型プラグのトップゲーム(ランカーシーバス限定)は別記事に書いているのでぜひご覧ください。
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トップゲームと言えばちょっと難しい印象を持たれる方いると思いますがコツさえ掴めれば非常に簡単です。
タックルやポイント、ルアーのアクションについて一通り解説するのでこの記事さえ見ていただければトップゲームの基礎がわかります。
是非本記事を参考にしていただけると幸いです。
Contents
トップウォーターゲームとは?

suetot / Pixabay
まずは本当の基礎の基礎。トップウォーターゲームについて解説していきます。
トップウォーターゲームは文字通り、水面の表層をルアーを通して釣る釣りです。
主に、ポッパーやペンシルといった表層系ルアーを使い、水面をピチャピチャ音を立てたりしながら魚を誘います。

ポッパー 引用:シマノHP
ルアーのアクションを確認しながら釣りをするので魚がルアーに飛びかかってくるのが丸わかりです。
時には大きな水柱をあげてバイトしてくる魚やミスバイト後に追い食いしてくる魚もいるのでとっても興奮する釣りと言えるでしょう。

トップゲームで釣れる魚は?
トップゲームで釣れる魚は多種多様ですが、特に有名かつ釣れる魚はクロダイ(チヌ)、シーバスだと思います。
この魚種はルアーに対する反応が良く、表層でもガンガンアタックしてきます。
ちなみにこの2魚種以外で釣ったことがあるのは、青物(フクラギ、シオ)、ヒラメ、マゴチ、フグです。
カタクチといったベイトが入っていればクロダイ、シーバスは釣れる可能性がかなり高いと思います(場所・時間によってライズしていることも)。

トップウォーターゲームの成立する時期・時間帯は?

dabelynn / Pixabay
基本的に水温が高い時期(6〜9月)が最盛期と呼ばれることが多いです。
しかし、真冬でもベイトが入っていればトップに出ることもあるためオールシーズン楽しめるのがこのトップゲームの魅力ではないでしょうか。

時間帯については、圧倒的に朝夕まずめが期待値が高いでしょう。
ただ、ベイトが入っていれば昼間でも全然釣れます。

夜はほぼ釣れないので日没後は諦めたほうがいいと思います。
釣れるポイントは?
経験でお話しますが、期待値の高いのはウィード(海藻)が絡んだシャローエリアか小規模河川の河口と言えます。
いずれも波が立っていない凪の方が釣果はいいです。
おそらくプラグのアクション・音が魚に伝わりやすいからかと思います。
近所でも気軽にできるのがこのトップゲームの面白さですね。

メモ
能登島がトップゲームの聖地と呼ばれているのは、七尾湾と言う湾の中に位置するからです(地元では内浦と呼ばれている)。波の影響を受けることが少なく、水に濁りが入ること稀でベイトも豊富。クロダイやシーバスが付きやすいウィードも豊富です。能登島に行ってもらえればわかりますが透き透きの水の中にクロダイがウヨウヨ泳いでいるのがわかります。なかなか食ってこないですが・・・。
トップゲームのアクション・アワセ方
トップゲームは単にルアーをキャストしてリールを巻いても釣れません。
着水同時にロッドの先をチョンチョンと煽りつつ、リールを巻いてアクションさせる必要があります。
イメージは20cm程度ロッドを上か下に煽る感じ。2回/秒煽るのが私の標準です。
一煽りにつきリールは半回転程度が標準(ノーマルギア)。
その時、その時でアクションやリーリングスピードが変えてハマるのを探ってます。
注意
どんなアクションでも絶対にルアーをステイ(アクションさせない)させないでください。着水から手前まで何かしらのアクションを入れ続けないと見切られます。
そしてめちゃくちゃ重要なアワセについて解説していきます。
このトップゲーム、アワセが超大事なのでしっかり頭に入れてください。
せっかく魚をバイトに持ち込んでもフッキングに至らなければ魚をキャッチできませんからね。。。
なぜアワセが重要かと言うとこのトップゲーム、なかなかフッキングに至らないのです。
表層を通すルアーであることに加え、魚が水面に上がってきて捕食するため警戒心max(一瞬で捕食しようとして一気に潜る動きをする)だからです。
私自身、すっぽ抜けたり、たまにはルアーを弾き飛ばされたりとにかく最初はフッキングできなくて悩んだ記憶があります。
じゃあどうすれば良いか。
答えは簡単、とにかくアワセない。
重みがしっかり乗るまでアクションをし続けると言うことです。
ミスバイトしても追い食いもあるのでとにかくアクションし続けると言うことが重要です。

トップゲームはどんなタックルで臨むべきか?
それではこんな魅力的なトップゲームどんなタックルで臨むべきでしょうか。
トップゲームはキャストしてひたすらアクションを続ける釣りです。
よってタックルバランスが良く、軽いもの。そしてロッドはアクションをさせやすい長さ(8ft前後)を選んでください。

オススメのタックルを少しご紹介します。
オススメロッド
繰り返しになりますが、ロッドは8ft前後の軽くティップが比較的しなやかなものがいいと思います。
しなやかなほうがいいと言うのはルアーアクションをさせやすいからです。
それらを総合すると次のロッドがオススメです。
TX77despoil(ブリーデン)
ボトムやカバーにタイトに張り付いた魚をリアクションで喰わせる "despoil/奪取"スタイル専用設計。他のリグや思考では攻略困難だった大型魚を高確率に狙って獲る。軽量JHで藻場などのカバーに攻め込み、即効力でカバーから引き剥がし奪取する事に特化。それをスムーズに操作出来る様、軽量リグでもボトムタッチやカバータッチを明確にアングラーの五感に伝達出来る超越高感度が "despoil/奪取"スタイルを異次元ハイレベルで実現!高弾性ブランクスのしなりの少なさが、リグをカバーから奪取する際にリグの移動距離を最小限に抑え、ティップ~ベリーの弛みも排除し、リグがカバーから引き剥がされた直後のバイトも過敏に捉え、大型魚の超硬な口回りにも強烈にフックを貫通させます。フッキング後もモンスターの強引なファイトに超筋肉質ブランクスがガッチリと受け止め、粘り、BREADENブランクス共通の強大なトルク&高強度でリフティングし引き寄せます。しかも持ち重り感が良く操作性もキビキビ!先進ベストバランスな一竿です。
引用:ブリーデンHP
SPEC
Length | 7.7 |
Weight | 106 |
Lure | 1.5-20 |
PE | 0.3-0.6 |
Price(定価) | オープン |
グラマーロックフィッシュTR85PEspecial(ブリーデン)
85PEspecialと93PEspecial、この二本のロッドはライトゲームの世界を変えてくれる。いや、「広げてくれる」と言い換えたほうがより正しいかもしれない。私が開発当初PEスペシャルに求めたモノは、それまでに何度となく泣かされてきたウィード密集エリアや巨大テトラ、また足場の高い堤防などから大型メバルを強引に引きずり出し、躊躇なく豪快に抜き上げるというものだった。そしてそのために必要な性質は、剛竿と言えど2g前後のマイクロリグをストレスなく操れ、大型メバルの繊細なバイトを逃がすことなく感知し、パワーはあれども弾かないという二面性、二極性の両立だ。そしてブリーデンという類い稀なロッドメーカーは私の要求に見事に応えてくれたわけだが、ほぼ同時期に開発を進めていたMetalmaruがこの竿に隠されたもう一つの能力を最大限に引き出してくれた。それは本来の意味での「ライトショアジギング」だ。青物一辺倒だったそれまでのショアジギングとは違い、海岸線に住む様々なターゲットに対し、これまでのメバリングをはじめとしたライトゲームの範疇を完全に超える「飛距離」を、ライトゲームならではの「繊細」と共に私の手に届けてくれた。昨今様々なストレスが高まり続けているライトゲームフィールドにおいて、PEspecialはまさにスペシャルな活躍を見せてくれる。アングラーの密集するこれまでのフィールドを離れ、海岸線全てが主戦場になる新生ライトゲームの幕を開けてくれたのだ。
引用:ブリーデンHP
▪️SPEC
Length | 8.5 |
Weight | 121 |
Lure | 1.5-20 |
PE | 0.3-0.6 |
Price(定価) | 43,900円 |
ブルーカレント85TZnano(ヤマガブランクス)
ライトゲームカテゴリーの中で1本あれば何でもできてしまう一本。水面から中層、ボトムまで、あらゆるレンジをライトラインで攻略するための超高感度&パワーロッド。極細のPEラインを使用して、小物から大物まであらゆるターゲットを狙うことをコンセプトとしたファイナルウェポンとして仕上げました。ブランクにはナノアロイⓇテクノロジーを採用し、ナチュラルな高感度性能と驚異のリフトパワーを実現。ファイト時の感度も良好で、不意の大物がヒットしても即座に頭の向きを把握し、アドバンテージを取ることが可能。ハタ系のロックフィッシュから、チヌ&シーバス(トップからボトムまで)、メバル&アジ、更にはエギングまで楽しめます。使い方はあなた次第。アングラーのスキルによって無限の可能性を秘めるヤマガブランクス渾身のオールレンジ攻略モデルです。
引用;ヤマガブランクスHP
▪️SPEC
Length | 8.5 |
Weight | 80 |
Lure | 3-21 |
PE | 0.4-1.0 |
Price(定価) | 45,000円 |
第一位はヤマガのブルーカレント85TZnanoにいたしました。
私を始め、周りでもトップゲーム使っている人が多く非常にいいロッドです。
特に感度がいいのと80gと言う軽さ。
一日中キャスト・アクションしていても全然疲れません。
ティップも柔らかめなのでアクションもしやすいし、一方バッドは強めなので不意に大物が掛かっても対処できる安心感があります。
少々高いですが十分な価値があると思うので是非導入検討していただければと思います。

オススメリール
リールは軽めがいいです。
よくハイギアはダメっていう記事を見ますがそんなことはないと思います。
ノーマルギアでもハイギアでもエクストラでも私は釣っています。
番手としては2500~3000番(シマノ)くらいでいいでしょう。
オススメは次の2つです。
比較的軽めのリールをチョイスしました。
ロッドが軽量な分、リールも170g前後くらいが合うと思います。
コスパがいいのは16ストラディックCI4です。
オススメルアー
ペンシル、ポッパーの2つについて私自身が使っていて安定的に釣果を出してくれるルアーを紹介いたします。

私のトップゲーム用ルアーの一例
ペンシルは凪の時に、ポッパーは比較的波がある時に有効です。
また、ペンシルはどちらかと言うと遠くから魚を寄せる力が強く、ポッパーはピンポイントで魚を出したい時に使います。
ザブラポッパー(ジップベイツ)
お気に入りのルアーです。
ポッパーは私これしか使いません。
口元のカップでしっかり水を噛んで水しぶきと音を立てます。
ミスダイブも少なくとても使いやすいルアーだと思います。
ジップベイツ ザブラポッパー 68mm 577(スイカバー)
個人的にスイカカラーが夏っぽくて好きですW
ストラトン75(アグア)
マイナーメーカーのアグアから2016年くらいに発売されたルアーです。
特徴としては、ルアー本体に貫通孔が開いていること。
ここから水しぶきを出すのに加え、ルアーの動きを安定化させる役目もあるのでミスバイトを減らすことが可能です。
結構これ釣れるんです。飛距離も十分確保できますし動きもキビキビ。
ただ中々売っているところが少ないんですよね。。
今もネットで見ましたが全て売り切れでした・・・。
シュガペン70F(バスデイ)
シュガペンはエサだ!!で有名なルアーです。
こいつは本当に釣れます。
70mmと言う小粒ながら飛距離も50mくらいは確保できますし何しろ動かしやすい。
そして釣れる。絶対一個は持っておきたいルアーです。
バスデイ シュガペン 70S H-127 カタクチ 70mm
ちなみに風か強い時は95mmも使います。
両方持っておくといいと思います。
番外編
トップゲームをしに行った人ならわかる人が多いと思いますが、クロダイはトップに敏感に反応する個体とボトムで定位して動かない個体がいます。
ボトム定位の個体はトップでいかに誘い出そうとしても全く見向きをしません。
そこで私はローリングベイトと言うバイブレーションを使ってよく誘い出します。
ボトムまで落としてトゥイッチで誘い出すと結構口を使ってくれることが多いです。
是非ルアーボックスに一つ入れておいたらいいかなと思います!
終わりに
真夏のトップゲームは本当にゲーム性が高く本当に面白いです。
ひたすらにランガンして活性高い個体をとっていく。
強い日光の下喉がカラカラになって水をゴクゴク飲む。道の駅でソフトクリームを食べる。
キャンプをしながら釣りをする。
いろんな楽しみ方ができます。
能登島は有名なポイントですが近所の用水、小規模河川でもこのゲームは成立します。
敷居が高くないのが魅力的なこのゲーム、是非みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
長文を読んでいただきありがとうございました。
本記事が面白かった方、是非ツイッター等で拡散いただけると助かります。本当に嬉しいです!よろしくおねがいします!!!!