こんにちは!釣りの神様です。
さて今回は巷で噂のメガドッグについて徹底解説していきたいと思います。


こんな方におすすめ
- メガドッグのことを知りたい人・買いたい人・使ってみたい人
- シーバスでランカー〜メーターを釣りたい人
- ビッグベイトが好きな人
Contents
メガドッグとはどんなルアーか
メガドッグについて一つ一つ丁寧に解説していきたいと思います。
メガドッグはバス釣りをされる方ならご存知、megabassから発売されているルアーです。
外観はこんな感じ。

引用:メガバスHP
どこか見たことあるな〜って思った人いませんか?
そうですmegabassから発売されているDog-xの後継ルアーです。

上がdog-x 真ん中がmega dog
めちゃくちゃでかいでしょ?
メーカーHP上の解説およびスペックはこんな感じです。
MEGADOGはメガバスが誇る稀代の名作、DOG-Xのポテンシャルを異次元のレベルまで高めた対モンスターシーバス用のスペシャルウェポンです。コノシロやボラといった大型の魚を水面に追い込んで捕食する巨大シーバスを想定し、常識的範疇を超越した強烈なインパクトとアピール力を装備。また、ビッグサイズでありながら引き抵抗は極めて軽く、リーリングだけでベイトが逃げ惑うスライドアクションを演出できるセッティングは、アングラーの負担を軽減。ビッグベイト・トップウォーターゲームの醍醐味を存分に味わって頂けるメガサイズペンシルベイトです。
Length | 220mm |
Weight | 130g |
Type | Floating |
Other | HOOK:#2/0×3 #5Ring×6 |
Price | ¥3,800(+tax) |
衝撃を受ける人いたかもしれませんが、220mm,130gもある大型ルアーです。
220mmってどんなサイズかイメージが湧きますか?
大体ペットボトルと同じくらいのサイズです。
手元のメガドッグとペットボトルを比較してみますね。
タイプはフローティングでラインスラッグを作りながらロッドを煽るかリールのハンドル調整で誰でも簡単に水面をドッグウォークします。
水を掻き分けながら左右に首を振りアクションしますので活性の高い大型シーバスは高確率でバイトしてきます。
それでは一度動画で動きを確認してみましょう。
※動画上は125gと書いてありますがパッケージには130gと記載されています。

コノシロや落ち鮎の大型ベイトシーズンにドンピシャにハマるルアーです。
コノシロや落ち鮎って200~250mmくらいの大きさなのでこのサイズが大きいということはなく、普通に丸呑みされるサイズ。
実際、50本近くメガドッグでシーバスを釣りましたが、下は60cmくらいでも食ってきます。
流石に30,40cmのシーバスを釣ったことはないんで中型〜大型専用ルアーと言えるでしょう。
メガドッグの魅力
メガドッグはフローティングルアーです。
ですから、シーバスのバイトが丸見えなんです。
大体バシャっと後方から水しぶきをあげてシーバスがルアーに襲いかかってきます。
この瞬間が気持ちいい。
ミスバイトしても何度も追い食いしてくる個体もいるのでテンション上がります。
メガドッグはなぜ釣れるか
昨年メガドッグを投げ倒しましたがバイブレーションや通常のミノー等で反応しないときにもメガドッグのみ釣れるという例が沢山ありました。
またメーカーはコノシロといった大型ベイトパターン用ルアーと言っていますが、コノシロがいない真夏でも3時間でランカー10本という爆釣も経験しています。
それだけメガドッグは魚を引き出す力が強いんでしょうか?
①大きさによるアピール
220mmもあるルアーなので遠くの魚を引き寄せる力があります。
魚は一度に大量のカロリーを簡単に摂取したいと思うかは知りませんが、私だったらそうなのですばしっこい小魚を追うより大型の魚をパクッといきたいんじゃないかな?

②アクションによるアピール
先ほどの動画にある通り、左右に大きく顔を振りながらドッグウォークします。
しかも単にドッグウォークするだけでなくヒラを打つ感じでアクションするのでフラッシング効果も期待できます。
シーバスにとっては、水面で魚がバチャバチャやっている感じに映るため活性が低くてもリアクションバイトを期待できます。
③音によるアピール
これは実際にキャストしてアクションさせたらわかるのですがドッグウォークの際にピチャピチャという音を立てます。
これはルアーの口部分が開いているのとエラ部分が立体的な構造になっているからです。
アクションと音そしてそもそもの大きさでシーバスにアピール可能な点がこのルアーの強みではないでしょか?
メガドッグはデイゲーム専用?夜は釣れない?
基本的にトップウォータープラグはデイゲーム専用に思われています。
じゃあこのメガドッグもナイトゲームには向かないのでしょうか?
答えはyesです。
経験上圧倒的にデイゲーム有利だと思います。
ただ全くナイトゲームで釣れないというわけではありません。ベイトが濃い時はナイトゲームでも数本あげた経験があるので場所・状況によっては可能性あります。

どんなタックルを用意したらいいか
220mm、130gは並大抵のタックルでは投げれません。
一番無難なのはビッグベイト用のベイトタックルを用意すること。
ただスピニングでも普通にやれます。その場合ロッドが130g背負えるショアジギングロッドにほぼ限定されます。

オススメベイトタックル
ロッド
操作性も考えると7ft前後でパツパツ過ぎないロッドがいいです。
あと太めのpeを使うのでガイドが大きめのもの。
周りではツララやフィッシュマンを使っている人が多いですね。
オススメのロッドを3本紹介いたします。
エルホリゾンテ78(ツララ)
アブリールの5000番台を基準に設計しているレギュラーテーパー(ややファースト/ヘヴィーアクション)ロッド。特にルアーやエサの荷重制限は設けておりません。重いものを投げる際はゆったりと扱って下さい。200g前後まではスムーズなキャストができました。基準にしたルアーはジョインテッドクロー178ですので、その前後のルアーやエサがベストです。軽いものは14g程度から素直に飛ばすことができます。ラインも同じくPE40~100LB、ナイロンやフロロの場合は5号~8号を基準にしていますが、特にキャストができるものであれば制限はありません。魚優先で設定して下さい。リフティング基準は3kgを目安にしています。
引用:ツララHP
Length | 7.8ft |
Weight | 225g |
Max pe | 8号 |
lure Weight | 11~200g |
メガドッグ投げている人に一番多いのがこのツララシリーズ。
確かにベーシックで使いやすい!
ただ、気になるのはガイドの小ささ。ノットのコブが引っかかって高切れする例も・・・。
ブリストコモド6.10XH(フィッシュマン)
Fishmanベイトロッドブランド「BRIST」から、モンスターロッドをリリース。comodo6.10XH。用途はビッグベイト、マグナムベイトをストレスなく投げること。あわよくばピン撃ちも。それには硬いだけではなく胴を粘らせる必要があった。そこはFishman得意の仕事。しかし今回は150g超えのルアーを遠投しなければならない。3年に及ぶトライアンドエラーにより、高感度4軸カーボンを使用し、快適にヘビーウェイトのルアーを扱えるBRISTの名にふさわしいstrange stick(不思議なステイック)なロッドが完成した。そうなるとフィールドは一気に拡大する。マグナムを投げなければならない釣りのシーバス、バス釣りから、150gポッパーを遠投しポッピングして釣れる魚はオフショアのGT。そしてcomodoはバーチカルのテストも重ねた。結果20kgクラスのヒラサマを量産。そして世界中の巨大魚も対応。2mクラスのピラルクも問題なし。
引用:フィッシュマンHP
Length | 6.1ft |
Weight | 206g |
Max pe | 10号 |
lure Weight | 15~150g |
コモド6.10XHの良いところは硬過ぎないところ。
バッドにしっかりウェイトが乗るから軽い力でもポーンと飛ぶ。
加えてオフショアでも使えるらしいので一本あれば結構何にでも使えるのもいいね!
ブリストコモド8.3XXXXH(フィッシュマン)
コンセプトは年々巨大化するルアーへの対応。例えばアカメのベイトは、20cmを超えるコノシロや50cm近くのボラである。必然的にルアーサイズは巨大化し、重さは24oz(約700g)にも迫る。硬いだけのロッドでそれを投げる行為は苦行でしかない。ところが、このロッドは、そのしなりの反発力で巨大な超重量級ルアーを遠くへと飛ばしてしまう。国内外のモンスターフィッシュに出会える機会が増えることだろう。
引用:フィッシュマンHP
Length | 8.3ft |
Weight | 280g |
Max pe | 10号 |
lure Weight | 6~24oz(約170~680g) |
2019年に発売されためちゃくちゃハードロッド。
これはちょっとって思ってたんだけど触ってみたらすごく良い。
6.10XHのデメリットは短いところ。そこをしっかり補いつつも硬過ぎないロッドだから扱いしやすい。
メガドッグを投げている人にこの8.3XXXXHを使っている人増えてます。
リール
リールについては、次の3つのどれかを選べば大丈夫です。
予算に応じて検討してみてください。
個人的にはカルコン300がオススメかな。
エクスセンスDC(シマノ)
グラップラー300HG(シマノ)
カルカッタコンクエスト(300or400)(シマノ)
ライン
ベイト用のラインはバックラッシュ防止のために4本編みのハリのあるものを選んでください。
私は次のものを使用していますが基本的にノートラブルです。
価格も安いし非常にオススメです。

(おまけ)スピニングタックル
ロッド
適正ウェイト52gのロッドで恐る恐るメガドッグを投げている猛者もいますがオススメはできません。
なぜか?ロッド自体がヘタってしまうから。
破損は勿論、破損せずともそのロッドは使い物にならなくなります。
ですから少なくとも最低100g程度は担げるロッドを選択してください。
例えば次のロッドはどうでしょうか?
コルトスナイパーSS96H(シマノ)
シマノ SHIMANO コルトスナイパー SS S96H 39453
コルトスナイパーBBS1000H(シマノ)
リール
リールはロッドのウェイトや長さに合わせて持ち重りがしない最低番手(最低5000番)で組めば疲労感がありません。
20ツインパワー5000XG(シマノ)
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終わりに
メガドッグはタックル選びに難儀しますがいざ揃えてしまえばロッドワークもチョンチョンチョンと煽ってあげるだけで簡単に動くので楽です。
あのバイト丸見えの水柱を一回経験してみてください。
もう虜です。
しかもほぼデカイやつしか食ってきません。
ランカーを釣ったことがない人、夢のメーターを狙っている人。
是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
