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今回は先日購入して釣行に使ってみたシマノが放つ、最強コスパラインピットブルの12本ヨリを紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- 激安ラインピッドブルを使ってみたいけど信用できるか不安な人
- 12本ヨリのラインについて知りたい人
- コスパの高いラインを探している人
ラインの重要性について
様々なルアーや釣具が発売されどんどん釣りは複雑になってきていますが、根本的なところに立ち返ると、
竿と糸と針とエサ
これに収斂されます。
仲間内でも特に魚に近い部分からお金をかけるべき
という暗黙知があり、
絶えず針が伸びていないか、磨耗していないか、
ラインが痛んでいないかといったことに気を配るようにしています。
ラインは魚と釣り人を繋ぐ正にラインであり、
100m前後の長い距離でその強度や感度を保つ必要があります。
安いラインはガイド抜けが悪かったりしてすぐにライントラブルになります。
また強度も均一でなく、ラインブレイクを起こしやすいなど絶対に避けた方がいいと断言できます。
そういった意味でラインにはお金をかけるべきなのです。

あのシマノさんがオススメしているなら間違いはないと思い、清水の舞台から飛び降りる覚悟(大げさ?)で購入してみたのでした。
PITBULL12とは?

引用:シマノHP
ピットブルは2018年に発売されたシマノ最新技術を織り込んだラインシリーズです。
ピットブル自体には4本、8本、12本よりの3シリーズで各々150mと200mがラインナップされています。
12本よりは、4本や8本より以上に滑らかでかつ低伸度ということで繊細な釣りに非常にマッチングします。

日本製のラインかつ製造ラインも日本にあるということで安心感が違います。
TOUGH CROSS2工法により高い次元で伸びを抑えることが可能となっています。
ラインにコシを残しているのでキャストやシャクった際にできるラインスラッグがガイドに巻きつくことを軽減しているそうです。
4、8、12本よりの差は次の図を見るとわかりやすいでしょう。

引用:シマノHP
外観は?
このような光沢がかったブルーを基調とした外観です。
各種釣具屋でもオススメ商品として目が付きやすい位置に陳列されています。
裏面はこんな感じ。
細かい製法等が記載されています。
価格は?
価格は某J州屋で税抜き3,200円ほどで販売されていました。
ちなみに12本よりは高価なラインが多く、某D社製では1万円近くするものもあり、このピットブルが異常に安いということがわかります。
ちなみに8本よりになると2,500円を切ってきます。破格です。
実際に巻いてみた
今回は、ツインパワーXD3000番に巻いてみました。
サイトライムという名前のラインです。
手触りはめちゃくちゃ滑らかといった感じではないですが、程よくコシと滑らかさがわかります。
またFGノットを組んだ際に12本よりのすごさがわかりました。
今までは8本よりを使っていたのですが、今回12本よりにしてFGが組みやすくなったのです。
それは伸びないから。
伸びが少ないから締め上げやすくなって気持ち強度が増している感じです。
実際に使ってみた
メバルプラッキングに今回のピットブルを使ってみることにしました。
使用するルアーはホタルイカパターンでもおなじみのズィークイッド。
わずか8g程度の軽量ルアーです。
安いラインだと軽量ルアーを扱いづらく、ラインスラッグによってガイドトラブルが頻発しましたが、
今回はそのようなことが全くありませんでした。
しかもアフター後のメバルのシビアなショートバイトも伸びがないラインのおかげでダイレクトに伝わってきます。
おかげで25cmくらいの良型メバルを5本あげることができました。

飛距離自体に優位性はそこまで感じられませんでしたが、この低伸度ラインというのはそれだけで【ああすごいな】と実感できるものでした。
まだ試行回数が少ないですが現時点では、この価格でこの性能ならば間違いなく買いではないでしょうか?
是非みなさんも使ってみてくださいね!